東京HARTクリニックにおける治療成績
人工授精の治療成績
最近2年間(2018-2019年)の妊娠率は、30例/420例=7.0%でした。
体外受精・顕微授精・凍結胚移植の治療成績
体外受精・顕微授精(2016-2020年)と凍結融解胚移植(2020年)の治療成績
良好胚盤胞(BB以上)を移植
移植あたりの胎嚢確認による妊娠率(%)
※新鮮胚移植では、発育が早い胚(採卵後5日目で胚盤胞になっている)のみを移植します。発育が遅い胚は、凍結してほかの周期で融解胚移植することで、高い妊娠率が得られます。
最良胚盤胞(BB以上)を新鮮胚移植せずにすべてガラス化保存し、
ほかの周期に子宮内膜を作成し融解胚移植した成績(年齢別)
34歳以下 | 35~39歳 | 40歳以上 | 計 | |
融解周期数 | 28 | 88 | 51 | 167 |
胚移植周期数 | 28 | 88 | 51 | 167 |
胚移植キャンセル周期数 | 0 | 0 | 0 | 0 |
妊娠周期数(胎嚢確認) | 16 | 39 | 28 | 83 |
移植あたり胎嚢確認による妊娠率(%) | 57.1% | 44.3% | 54.9% | 49.7% |
37歳以下で体外受精・妊娠出産された患者さんの、採卵回数と移植回数
37歳以下の患者さんは、当院ではほとんどの患者さんが出産されますが、出産されるまでの採卵回数と移植回数について検討しました。
37歳以下であれば1回か2回の採卵で、約2回の移植回数でほとんどの方が出産されています。(2020年度データ、移植時年齢37歳以下でデータを収集)
採卵時平均年齢 | 平均採卵回数 | 平均採卵個数 | 最高採卵回数 |
33.1歳 | 1.4回 | 12.7個 | 4.0回 |
移植時平均年齢 | 平均移植回数 | 平均移植個数 | 最高移植回数 |
34.0歳 | 1.6回 | 1.1個 | 4.0回 |