シュメール人(スメル人とも呼ばれる)が残した神話から太陽系やヒトの出現に関して考察するとつじつまがあったのでまとめてみました。

紀元前4000年頃、シュメール人はメソポタミアの地(チグリス川とユーフラテス川の間、現在のイラク南部)に突然現れ、高度な文明を築きました。彼らは人類で初めての文字、楔形文字を使用し何万枚もの粘土板の書物を残しました。一方、日本では縄文時代が紀元前1万2000年前から紀元前3000年頃まで存在しましたが、約1万年の間に、縄文人は文字を持つことはできず、高度な文明も築いていません。ただし南米まで渡って行った証拠があるようです。それに比べると如何にシュメール人が特殊だったかです。

ゼカリア・シッチンはパレスチナ育ちのユダヤ人考古学者であり言語学者で、シュメール楔形文字を最初に解読し、1976年にシュメール文明に関する研究書、『第12番目の惑星』を出版しました。
シュメール人は、文明は神から授かったと記載しているそうです。彼の解釈ではシュメール人の言う神=アヌンナキは天から降りたった人々の意味で、要するに宇宙人です。シュメール人は、混ぜ合わされたものという意味で、アヌンナキが遺伝子操作をしてアヌンナキと猿人の遺伝子を混ぜ合わせて神に似せて造った人類です。そしてアヌンナキはシュメール人に文明を教えました。シュメール文明の前に存在した文明は現在まだ見つかっておらず、突如出現した文明と考えられています。シュメール文明が栄えた約2000年の間にシュメール文明自体は進歩していないので、最初から出来上がっていたと考えられ、やはり彼らが考案した文明ではない可能性が高いと思われます。

粘土板の解読によるとシュメール人は、王を中心とした高度な都市国家を築き、ビールやワインを製造し、青銅などの合金製造技術も持っていました。社会的にも成熟し、商業も盛んで議会は二院制、裁判は最近になって日本で取り入れられた陪審制を用いていました。労働者には労働基準法や労働保険に似たものがあったようです。医学では白内障の治療(手術)を行い、文学では人類最古のギルガメシュ叙事詩が残されています。ギルガメシュは実在した王と考えられています。アヌンナキは民をまとめるために王が必要と考えました。ギルガメシュは女神と人間からつくられた半神半人で、彼の血の2/3は神由来、1/3はヒト由来と言っていますが、ミトコンドリア遺伝子はすべて母からのみ遺伝するので、2/3は母由来、1/3は父由来が現在では正しいと思われます。1976年の出版当時、人々には片親からそれぞれ遺伝子が1/2由来ではないので間違っていると考えられていたようです。数は60進法であり、現在の時間の元になったようです。暦は太陰暦ですが、曜日は7曜日制で現在と同じです。古代に使われた長さの単位のキュビットはシュメール人がつくったものです。要するに現代の世界と基本的なものはほとんど同じレベルで生活していたようです。

驚くべきは彼らの天文学で、現在のものに匹敵します。地球の自転運動軸は僅かに傾いていてコマのように円錐運動しています。この運動は月や太陽の引力により起こり、歳差運動と言います。周期は約2万5800年ですが、シュメール人はすでに地球には歳差運動がありその周期は約2万5千年であることを知っていて、記しているそうです。太陽や、肉眼では見ることができない海王星までの地球からの正確な距離も知っていました。

約46億年前の記述もあります。太陽系の惑星の配置は、太陽から順に水星、金星、火星、ティアマト(後の地球であり、現在は金星と火星の間に位置しています)、木星、土星、天王星、海王星(まだ冥王星はありません)となっていたものに、太陽系に別の軌道からニビル(第10番目の惑星として冥王星の外側に木星くらいの大きさでシュメール人は描いています)という惑星が海王星の引力にひかれ太陽系に侵入し、まず土星の大きな衛星ガガを弾き飛ばし、それが現在の冥王星(月と似ていると記述されています)になりました。その後ニビルはティアマトに衝突し、飛ばされたティアマトが現在の位置の地球になったとのことです。その衝突によりティアマトの半分近くが失われ(その欠損部が後の地球の太平洋となったのではないか)、その破片(ニビルの破片もあると思います)が散らばって小惑星体が火星と木星の間にでき、飛ばされた惑星の破片と水が彗星になったと考えられます。彗星が水を含んでいるのはこのせいだと思います。ティアマトの衛星が地球の月になった、あるいは衝突の破片が集まって月になった(初めの頃のゼカリア・シッチンの考え)と考えられます。コンピューターでシュミレーションするとジャイアントインパクト(惑星と地球の衝突)でできた地球の破片から1ヶ月くらいで月はできるそうです。ニビルはその後太陽の引力にひかれ太陽系の惑星となり3600年周期で公転していると記載されています。

天王星の自転軸は太陽系の黄道面に対して98度と大きく傾いています。他の惑星の自転軸とはまるで違い横倒しです。最近になって他の惑星と衝突したため大きく傾いたという説が有力になってきました。やはり天王星もニビルと衝突した可能性があります。ニビルと衝突し弾き飛ばされた土星の衛星であった準惑星の冥王星もそのために117度地軸が傾いていると考えられます。

天体望遠鏡を持ってないシュメール人には天王星、海王星や冥王星は見えなかったはずです。しかしシュメール人は粘土板に天王星や海王星はそれぞれ水に満ちた青色の星と、湖沼に満ちた青色の星と記載していたようです。1986年と1989年のボイジャー2号の撮影した天王星と海王星の写真により、天王星は氷でできた巨大な惑星ということが現在は分かっており、見事に青色でシュメール人が記述してある表現が当てはまります。ボイジャー2号の観測までは、人類は天王星と海王星の詳細どころかその色さえも知りませんでした。ですが、はるか昔にシュメール人は海王星と地球の距離も詳しく知っており、あたかも近くまで行ってその目で見たような表現をしています。1999年NASAは月の岩石を調べた結果から、月は地球に火星クラスの大きさの星が衝突してできたと発表しました(ジャイアントインパクト説)。したがってシュメール人の書いていることと一致します。これは憶測ですが、おそらくNASAは必死にニビルを探していると思われます。また余談ですが、ニビルの研究をしていた学者たちが何人も不審死をしているのも事実です。

アヌンナキ(天から降りてきた人の意味でシュメール人に神と称される、惑星ニビルに住む宇宙人)はニビルの大気の流出を止めニビルを救うため大量の金が必要でしたがニビルには金がなかったので、46万年前に地球に来て、金の採掘をしました。現在の南アフリカで採掘しメソポタミアから宇宙に運搬していたようです。金の採掘は重労働なことから労働者の暴動が起き、金採掘のための奴隷として約27万年前に人間をつくったようです。ヒトの創造法は、アヌンナキの精子と、地球の猿人の卵子を採り出し受精させ(異種であるため遺伝子操作も行ったと思われますが、この段階でも苦労を重ねたようです)、体外で育てて、地球の猿人の子宮に移植しましたが着床しませんでした。しかし、アヌンナキの女性の子宮に移植すると妊娠が成立しました(この原因は現在考慮中、精子側の種族にしか免疫的に拒絶されて着床しないということか)。

最初のアダム(黒い髪の人の意味、猿人と違って体毛はなく皮膚は赤黒いと記載され、おそらくネアンデルタール人と思われます)は予定日を超えても生まれなかったため、帝王切開で誕生しました。これは27万年前の出来事です(彼は犬のような食べ方をしていたようです)。その後、約25万年前にイブが誕生しました。彼らは生殖能力を持たなかったため、クローン技術で数を増やしました。アヌンナキの女性の子宮にクローン技術でできた受精卵を戻し、妊娠、出産を繰り返していましたが、代理母であるアヌンナキの女性の負担を軽くするため、研究を重ね遺伝子操作により原人に生殖能力を持たせました。

4万年位前にはネアンデルタール人とホモサピエンスが共存していた時期があるようです。アヌンナキが高度な知性を得たシュメール人に教育を授け、高度な王国文明を作らせ、その文化が他民族に伝わり、現在に至っていると考えます。教わった文明なのでシュメール文明は最初から出来上がっており約2000年の間に進歩していません。ガリレオの時代にシュメールの天文学が伝わっていれば地動説や天動説で争う必要はなかったのではと思います。

私は、人類の流れとしてはネアンデルタール人が造られ、その一部からクロマニヨン人が造られ、同様にしてホモサピエンス(現代人)が造られて、より知性が高くなったのだと考えています。

進化論(環境に適したものだけが生き残る)で有名なダーウィンやその共同研究者もヒトだけが進化論に当てはまらないと言っていたようです。それくらい人類だけが、考えられないくらい急速に進化したのです。通常の進化では、たとえばキリンの首は、環境に対応して何万年もかけて長く進化したようですがキリンはキリンです。サルが進化して身長が伸びてもヒトにはなりません、サルはサルです。ちなみにチンパンジーは48本の染色体を持ち、ヒトは46本です。

ヒトのDNA解析を行ったゲノム・マッピングの研究者たちは、ヒトのDNAには他の生物同様進化の過程の情報が含まれているが、ヒトにだけ先代の持たない223個のDNAが突然出現していると述べています。地球上に化石上の近親者はいるけれども、直接の親戚すなわち同種族はみあたらない、要するにヒトの先祖にあたるものがいないということです。このように遺伝子研究から、人類は、進化論的に適者生存の法則に従ってゆっくり猿から進化した(学校ではこう教わりました)ものではないことが明らかになりました。猿人か何かのDNAの約1%が短期間に変異してヒトができたということです。そのことにより人類は高度の知能を獲得しました。しかし、同時に他の動物には見られないたくさんの遺伝病を獲得した可能性があり、その進化により、特に赤ちゃんの時や老年期に、他の動物と比べて弱くなったと考えられます。

将来、ヒトはアヌンナキの科学技術を人工知能とともに超えていくのでしょうか。

最後に今回の考察について決定的なものは証明されていません。それはアヌンナキという宇宙人が地球を訪れていたという証拠が見つかっていないからです。今回の考察は、アヌンナキという宇宙人が地球を訪れていたと仮定して、シュメール神話を解釈するとつじつまが合い、太陽系やヒトの進化や文明についてほとんどすべて説明ができるということです。あくまで一つの解釈、考え方です。シュメール神話についてほかの解釈もあり得るのです。本当のことはわかりません。